ハツカダイコンは20日で収穫できる——間引きをケチって0本だった記録
📚 この記事で分かること
- ハツカダイコンで「0本収穫」になった原因——間引きの重要性
- 種まきから収穫まで20〜30日の管理スケジュール
- 根が割れる・空洞になる原因と防ぎ方
「失敗ノートの最初のページはハツカダイコンです。 種まきから30日後、葉だけが茂って根は全部細いままでした。 間引きをケチったこと、それだけが原因でした。 翌年は間引きを徹底したら、きれいな丸い根が並びました。」
— 増田博之
ハツカダイコン(ラディッシュ)は家庭菜園で最も短期間に収穫できる野菜のひとつだ。 種まきから20〜30日で収穫できるため、「20日大根」とも呼ばれる。 失敗しにくいと思われているが、間引きを怠ると確実に失敗する。
根が大きくなるためには、根の周りに十分なスペースが必要だ。 密に植えたままでは根が太れず、葉だけが伸びて終わる。 間引きは「せっかく育った苗を抜くのが惜しい」という感情に逆らう作業だ。 しかし間引きを徹底した年は全部の根が丸く太り、間引きを怠った年は全部が細いまま終わる。
間引きのタイミングと株間
種まき後1週間ほどで発芽する。 本葉が2〜3枚になった頃に1回目の間引きを行い、株間を3〜4cmに広げる。 本葉が5〜6枚になった頃に2回目の間引きを行い、株間を6〜8cmにする。
間引いた苗は小さくてもサラダに使えるため、「捨てる」という感覚を持たなくていい。 間引き菜は間引いたその日に食べるのが一番柔らかく味がいい。
根が割れる原因
根が割れる(裂根)の主な原因は水やりの不均一だ。 土が乾いて再度水を大量に与えると、急激な吸水で根の表皮が裂ける。 特に収穫間際の乾燥→大量給水が最も割れやすい。 毎日少量ずつ水やりする習慣を続けることが防止になる。
使っている種とプランター
よくある質問
- 土の深さはどれくらい必要ですか?
- 15〜20cm程度あれば十分です。ハツカダイコンの根は深く伸びないため、浅型プランターでも育てられます。プランターの底面近くまで根が伸びても窮屈になりにくいため、深型プランターは不要です。
- 肥料は必要ですか?
- 元肥が入った培養土を使えば追肥は不要な場合が多いです。育成期間が短いため、液肥を1〜2回与える程度で十分です。過剰な施肥は葉が茂りすぎて根の太りが遅くなることがあります。
- 収穫が遅れるとどうなりますか?
- 収穫が遅れると根の内部に空洞ができてスカスカになります(空洞症)。外から見ただけではわかりませんが、触ると柔らかくなります。根の直径が2〜3cmになったら早めに収穫してください。