プランターの置き場所を変えたら収穫量が変わった記録
📚 この記事で分かること
- 日当たり・風通し・高さ(地面との距離)が収穫量に与える影響
- ベランダの「置き場所マップ」をつくった経緯と効果
- 移動できるプランターの強みを活かす管理法
「3年間同じ場所に同じプランターを置いていました。 ある年、手すり近くに移動させたミニトマトが、奥に置いたものより2倍近く実をつけました。 同じ日に種をまいた苗です。土も肥料も同じです。 違いは置き場所だけでした。 それからベランダの日当たりを時間帯ごとに記録し直しました。」
— 増田博之
プランター栽培の利点は場所を移動できることだ。 地植えでは一度植えると動かせないが、プランターは最適な場所に置き直せる。 この利点を活かさないのは、大きな機会損失だ。
置き場所を決める要素は3つだ。 日当たり(1日何時間の直射日光があるか)、風通し(空気の流れがあるか)、 地面との距離(コンクリートからの照り返しと熱の影響)。
地面との距離——照り返し熱の影響
夏場のベランダでコンクリートの床に直接プランターを置くと、 床面の温度が60℃近くになることがある。 プランターの底から熱が伝わり、根が熱で傷む。
プランタースタンドや板の上に置くだけで、床温の影響を大幅に減らせる。 夏場は特に「地面から浮かせる」ことが大切だ。 この一手間で夏野菜の根腐れが減った記録がある。
置き場所マップのつくり方
ベランダの日当たりを時間帯ごとに書いた紙1枚が「置き場所マップ」だ。 午前9時・正午・午後3時の日差しの当たる範囲を書き込むと、 日当たり良好・午前のみ・半日陰の3ゾーンが見えてくる。 野菜の日当たり要求をゾーン別に割り当てれば、置き場所の最適化ができる。
置き場所管理に使っているもの
よくある質問
- 北向きのベランダでも野菜は育てられますか?
- 育てられますが、育てられる野菜の種類が限られます。小ネギ・三つ葉・みつば・パセリなど日陰に強い野菜は育ちます。夏野菜(トマト・きゅうり・なす・ピーマン)は難しいです。日光が当たらない代わりに風通しが良い場合が多く、病気が出にくい面もあります。
- プランタースタンドは必要ですか?
- 夏場は床から浮かせた方が根が傷みにくいです。スタンドでなくても、すのこや板の上に置くだけでも効果があります。冬は床面の冷気が根に当たらないようにする目的でも有効です。見た目の整理整頓にも役立つため、スペースがあれば使うことをおすすめします。