1年間のプランター菜園を計画するときに決める4つのことの記録
📚 この記事で分かること
- 毎年2月に書く「1枚の計画表」の中身と作り方
- 連作チェックと置き場所の事前確認で防げる失敗パターン
- 計画を立てる年と立てない年で、収穫量と失敗数がどう違ったか
「計画なしで始めた年は、シーズン途中で「あのプランターには何を植えたっけ」と迷い、 連作になっていないか確認しないままで進み、 気づいたら同じ野菜を同じ場所に3年連続で植えていたことが1回あります。 2月に1枚の紙に書くだけで、そういった見落としが消えました。」
— 増田博之
品質管理の仕事では、作業を始める前に計画書を作ることが標準だ。 何を、どこで、いつ、どれだけ作るかを決めてから動き出す。 プランター菜園に同じ考え方を取り入れたのは、家庭菜園を始めて4年目のことだ。
計画書と言っても大袈裟なものではない。 A4の紙1枚に4つのことを書くだけだ。
計画表に書く4つのこと
1. 育てる野菜(品種・株数)
食べたい野菜・育てやすい野菜・去年うまくいった野菜を選ぶ。
株数は置けるプランターの数に合わせる。
2. 置き場所(プランター番号→野菜の割当)
日当たりの良い場所に夏野菜、半日陰にハーブ・葉物の順で割り当てる。
3. 連作チェック(昨年の記録と照合)
同じ科を同じプランターに続けていないか確認する。
失敗ノートの記録が活きるのはここだ。
4. 予算(苗・土・肥料・道具の概算)
毎年どのくらい使っているか把握していると、節約できる部分が見えてくる。
土の再生材を使えばコストが半分以下になった年がある。
計画表がある年とない年の比較
失敗ノートで計画表がある年(9年分)とない年(3年分)の失敗数を比べた。 計画なしの年の平均失敗数:8〜10件/年。 計画ありの年の平均失敗数:3〜4件/年。 残った失敗の多くは「天候によるもの」と「水やりの見落とし」で、 計画では防ぎにくい種類だった。
計画記録に使っているもの
よくある質問
- 計画表は毎年更新しますか?
- 毎年更新します。野菜の選択・連作状況・置き場所は毎年変わるためです。前年の計画表は捨てずに取っておくと、連作チェックに使えます。3年分を手元に置いておくと、科のローテーションが確認しやすくなります。
- 計画通りにいかない場合はどうしますか?
- 計画は変更していいものです。予定していた苗が入荷しない・気候がずれる・置き場所の都合が変わる、などの理由で計画は変更になります。大切なのは変更した内容をノートに記録しておくことです。「計画通りにするためのもの」ではなく、「決断を記録するためのもの」と思うと気持ちが楽になります。